甚五郎のヒーリングを受けられた三十代初めの男性のクライアントさんの体験談です。
「約二年間ヒーリングを受けて」
◎キッカケ
二年前当時・・・というより三~四年前は仕事上でのストレスや知識の不足感が多い時期でした。
何をやっても充足感がなく、ピリピリしていました。
更に仕事も変則勤務で夜勤もあり、肉体的にも精神的にも凄い負担になっていきました。
それらが重なって徐々に、体調が悪くなっていきました。
身体が痛くて寝むれない事、肩こり、頭痛から始まり、めまいや急に動けなくなることが日常に頻繁に起こるようになりました。
人生で初めての痛み、それも原因のよくわからない痛みは、それ事態不安を煽るのに十分過ぎるものでした。
2年前くらいから、耳鳴り・めまいや、それらにともない急に怖くなるなどの「パニック症状」がありました。
初めて精神科に行き、いろいろな薬を試しました。
治るか治らないか分からない不安が更に増大していきました。
精神科にいっても、不安は続きました。
また、少し体調が戻るとすぐに勉強などに活動を移しました。
身体や心が弱っていることも重なって、もともとの知識の枯渇感やストレスは思ったように改善されていませんでした。
会社には、生活のリズムを取り戻すため不規則勤務の部署から、日勤のみの部署へ異動願いを出し、叶えて頂きました。
しかし、急に治るものではなく、ついには、月に1度くらい不安で倒れることがあって「救急車」を呼ばねばならず病院へお世話になる日々が続きました。
◎JINGORO(旧・サロン・ノーボーダー)との出会い
心も身体も消耗して、いろいろな治療院を訪ねました。
病院は精神科などをいくつか変えてみました。
他ではカイロプラティック、マッサージ、鍼灸院などです。
たしかに、効果はありました。
通い続けたりもしました。
しかし、「低空飛行」を続けたままでした。
そんな折、ふとインターネットで気功とか試していないものを探していたとき、「スピリチュアルヒーリング」というページにあたりました。
「手を触れないで、改善します」というメッセージがありました。
効果よりも、どういう風にやるのか気になって、発見してすぐに電話を入れました。
予約が取れ、手で触れないでどうやってやるのか・・・ 効果より方法を考えながらサロンを訪ねました。
◎ヒーリング
ホームページの印象から、クリニックのようなイメージでしたが、三階建てのアパートの一室にサロンはありました。
インターフォンを押すと「こんにちは」と出迎えてくれたのは普段着の普通の人でした。
ホームページとの印象が違うことに驚きましたが、手を使わないで・・・に対しての方法のことがそれ以上に気になっていました。
サロンは、四畳半位の普通の部屋で、先生が座る椅子・オーディオ・ベッド・観葉植物があるシンプルな部屋でした。
最初に、簡単に症状や状況を聞かれ、「では、早速」とベッドに横になるように催促されました。
(さぁ、これからどうするのだろう)
体調も辛かったのですが、そちらへの期待感がとても強かったのです。
先生が「楽にしてください、始めますよ」の言葉を受けてどうやるのか横目で注目して見ていると、ベッドから1.5mほど離れた椅子に座った状態で、お腹付近でバスケットボールくらいのボール(実際に持っていない)を抱えるようにして、何かを確認しているようでした。
「ア~~、自分をいじめてますね」
「????」
「内臓も疲れている様子ですね・・・ 今、楽にしますからね・・・」
「???」
その間、ずっと椅子から離れず、途中からは両手を両足の上に乗せた状態で見えない大きなバスケットボールを抱えている姿勢でした。
時々、右手の指先二本を目の高さ辺りで動かしたり、人差し指と中指を使って奇妙な動きをするのですが、殆どは力を抜いてだら~~んとした両手を両足の上に乗せてジッとしたままでした。
第三者から観たら(何をしているのかな? 座ったままで動きは無いし?
ヒーリングしているのかな?)と誰もが思うに違いありません。
それ程「ハテナ?」の連続でしたが、身体は内側から温まってきて痛みも取れて心もラクになって来ました。
これは、人生で初の感覚でした。
身体と心がラクになってくると何で調子の悪いところが分かるのか、何で痛みなどが治まってくるのか、という疑問が次から次と出てきました。
横になって40分・・・ ホームページのメッセージ通り一度も触れることなく、ヒーリングが終了しました。
「ゆっくりと、立ち上がって下さいね」という言葉に促されながら、立ち上がろうとするも身体のほうがぐったりして・・・ というより、ベッドに張り付いたようになっなかなか立ち上がれません。
決して、具合が悪いからではなく、例えば温泉に入って身体が緩んで気持ち良くグッタリするような感じです。
やっとの思いで立ち上がり、初めてのヒーリングが終わりました。
身体と心が緩んでボ~~ッとした状態から、しばらく経つとスッキリした感覚になって来ました。
「如何ですか? これがヒーリングです」
私は言葉には出さなかったのですが(参りました)と思わず心の中で叫んでいました。
しかし、(手を触れないで・・・ ドーして・ナンで)という疑問は消えたわけではありません。
質問をすると、「身体に現れる症状は<結果>なんですよ。身体のそれぞれに影響を及ぼしている<原因>は肉体ではないところにあります。それらが今どんな状態か確認しながらそれらを調整しているんですよ」簡単にいうと、こんな感じの答えでした。
どこで調整するのかというと、さきの見えないバスケットボールを抱えていた理由は、手と手の間に私のエネルギー体を細かく取り出して確認する作業であったらしい。
抱えられた、エネルギーの感覚がどうやら手に伝わってくるらしく、「疲れていますね」とか、具体的な症状などの答えが出ているようでした。
見えないバスケットボールを手でいじっていた理由はこれで解決しましたが、エネルギーの話は疑問を持たない事にしました。
なぜなら、理屈ではないような気がしたからです・・・
◎もう一つのヒーリング
ヒーリングが終わると、スピリチュアル(?)な観点から、人を大切にすることであったり、欲におぼれない事であったり、話すと長くなりますが人生のアドバイスをしていただきました。
ヒーリングはサロンだけのサービスですが(実際は、遠隔ヒーリングもあります)、人生のアドバイスは、直接、自分の生活に役立てることが出来ました。
モノの考え方や見方が変わることで、受け取り方が変わったり、自分で調べたりもしました。
感謝を持つ心は大切であることに気付いた次第です。
これは、サロンで教わっただけではありませんが、ヒーリング後のお話の中からもヒントを頂いたのは確かです。
◎最後に
最初に訪れてから、月に何度か足を運び2年近く経ちました。
体調も本来の健康状態に戻って「救急車」で運ばれることや、「病院」のお世話になることは、ほとんど無くなりましたし「薬」も飲んでいません。
前向きに生活し、時に頑張り過ぎて疲れた時にだけヒーリングのお世話になっています。
人それぞれの感想はあるでしょうが、私はこんな印象です。